エルダーサイン(Elder Sign)
クトゥルー協力ダイスゲーム。要はアーカムホラーの簡易ダイスバージョン? アーカムホラーやったことないからよくわからないけど。基本はどこかのカード(場所)上に行き、そこに記されたタスクをクリアしていくというもの。タスクは出目条件で、当然出目改変アイテムや振り直しアイテムや特殊能力やらがいろいろとある。だけどしちめんどくさい処理は特になく、軽い印象。振るときに「◯◯出ろ!」と気合が入るのも良い。気合の入らないダイスゲーなんてダイスゲーじゃないのだ。
ただ問題は雰囲気で、私がクトゥルーに何ら思い入れがないのが原因だろうけど、探索や封印をしている感じは全くしなかった。ファンなら脳内で補完できるのだろうけれど。
今回出てきたエンシェント・ワンはハス太くん。残念ながら封印に失敗し、その後2ラウンドで全員死亡した。
新エリューシス(New Eleusis)
ロバート・アボットなる人(よく知らない)が1956年に考案した推理ゲーム。子が1枚ずつカードを出していき、それが親が秘密裏に決めている条件に則っていたらOK、間違っていたらペナルティ。法則発見というのが科学方法論に似ているぜ、ということらしい。今回やったのはマーティン・ガードナー(『奇妙な論理』ですね)が紹介したバージョン。詳しくはここを参照。
まずは子で参加したが、まーったくわからずに脱落。結局正解にたどり着いた者は誰一人としていなかった。この世界の住人がわれわれだけだったら、現代は無知と誤謬と迷信が支配していただろう。
次は親で参加。前回の条件の発展版を出してみたが、前回以上に誤答が続いて全員脱落。これは相当簡単な条件にしないとダメなようだ。いや全員の知能がどうのという可能性もないわけではないけれども。
フォレロッテ(Volle Lotte!)
プレスユアラック(キャントストップとかダイアモンドとかのアレ)なお手軽ダイスゲー。2連続で手番終了カードをひき、ダイスを振ることすらろくにできなかった。これは少しのっけないと辛いものがある。エイリアンフロンティア(Alien Frontiers)
モンテカルロの夜(Banque Fatale)
ステファン・ドーラ1997年作。コンポーネントが古き良き欧州という感じでかっこいい。上のゲームとは大違いである。ジャンル的には競りゲーだが、競りにつかうコインが各競売物の価値をコントロールするというのがミソで、むしろこちらの比重のほうが競り部分より大きい。そこを頭に入れておけば、そうとっつきづらいゲームではない。
オーレ!(Ole!)
ヴォルフガング・パニング1996年作。ゴーアウト系カードゲーム(ウノみたいなの)。特殊カードはないが、スート・ランクの強弱関係を理解し、どう出したら良いかを飲み込むまで少し時間がかかる。だがひとたび慣れてしまえば、大富豪にも似た手札配分の妙が味わえる。なのでルール通りに規定点に達するまでやるべき。こういうゲームを1ディールだけやるってのは、麻雀を1局だけやるようなものだし。
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